(北海道) が宿泊税、来春から徴収 1泊100～500円で総務省同意
2025.08.05
観光振興の財源を確保する目的で新設する「宿泊税」について、北海道は31日、総務省の同意を得たと発表しました。
2026年4月から、道内の宿泊施設の利用者を対象に徴収が始まる見通しになりました。
税額は、宿泊料金に応じて1人1泊100～500円の3段階で設定されています。すでに札幌など一部市町村も総務省の同意を得ており、この地域の宿泊者は、市町村と道双方の宿泊税を払うことになります。宿泊税の導入は、現時点で実施済みも含めて道内14市町村にのぼっています。
北海道は今後、各市町村と導入準備を本格化させます。年間約45億円の税収を見込んでおり、使い道の骨子を今秋にもまとめる方針です。
